5月23日(月) イスタンブール:新市街とアジア側のカドウキョイ
■ 今日の予定
ホテルのレストラン、今日も朝食が美味しい。
明日の早朝にはイスタンブールを後にしてデニズリへ向かおうと思っている。
また、帰りはイスタンブールの街へは寄らずに帰国する予定だ。
したがって、イスタンブールの街も実質今日が最終日である。
朝食を食べながら、今日の予定を考える。
イスタンブールでまだ行っていない場所は、新市街くらいである。
今日は新市街方面へ出かけ、ゆっくりとイスタンブールの最終日を過ごそう。
■ タクスィム広場を目指す
カバタシュ行きのトラムに乗ってガラタ橋を渡り、終点のカバタシュ駅まで行く。
ここで地下ケーブルに乗り換えて、タクスィム広場まで一駅だ。
地下ケーブルは、その名のとおり地下を走るケーブルカーである。
丘の上にあるタクスィム広場までは、急な坂道なのでこのようなケーブルカーが活躍するのだ。
到着した駅を地上に出ると、タクスィム広場に出られた。
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地下ケーブル |
タクスィム広場 |
■ イスティクラール通り
タクスィム広場から始まるイスティクラール通りは、新市街の外れにあたる。
新市街の中心部は観光場所も少ないと思うので、街の雰囲気の良いイスティクラール通りを散歩してみることにした。
この通りは歩行者天国になっていて、一般車両は通れない。
それに変わり、通りの真ん中をレトロなトラムが走っている。
ゆっくりと走るこのトラムの利用者は、お年寄りが中心で利用客は少ないようだった。
イスティクラール通りの両脇には雰囲気の良い店がズラリと並んでいる。
ここでも街歩きに疲れたらカフェに入り、ケーキを食べながら喫茶を楽しんだ。
■ ガラタ塔
イスティクラール通りを端から端まで歩くと、結構な距離になる。
その通りを突き当りまで歩き、そこから急な坂道を下ってガラタ塔を目指した。
ガラタ橋からよく見えるガラタ塔だが、実際塔の周りには住宅等が多く、『近くで見るともう一つ』の印象だった。
実際、塔には登らずに、そのままカラキョイを目指して坂道を降りた。
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ガラタ塔 |
このあたりは急な坂道となっている |
住宅の間から見たガラタ塔 |
■ サバサンド
エミノニュ桟橋近くで多く見かけるサバサンド。
このあたりでは、このサバサンドが名物の一つとなっている。
大きな鉄板でサバを焼き、野菜と一緒にフランスパンでサンドイッチにしたものである。
サバを焼く煙が、その匂いと共に風に乗って漂ってくる。
その匂いにつられ、試しに一つ食べてみた。
少し癖のあるサバの油が特徴のサンドイッチ、毎日食べるにはちょと・・・という感じだが、なかなか旨い。
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サバサンドはこのあたりの名物だ |
おじさんがサバサンドをほおばる |
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女の子もサバサンドをガブリ |
お兄さんもサバサンドをガブリ |
■ 最後の夜景
スルタンアフメット・ジャーミィとアヤソフィアがよく見える公園から眺める夜景が綺麗なので、写真に収めた。
公園には噴水があり、噴水の周りには、ベンチが並んでいる。
夕涼みを兼ねて、ベンチに腰かけ、ライトアップされたスルタンアフメット・ジャーミィやアヤソフィアを眺めるのも良いものだ。
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スルタンアフメット・ジャーミィの夕景 |
アヤソフィアの夕景 |
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ライトアップされたスルタンアフメット・ジャーミィ |
ライトアップされたアヤソフィア |
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トルコランプの灯が街の雰囲気を良くする |
ホテルの屋上から見た夜のスルタンアフメット・ジャーミィ |
■ 早寝
明日の朝乗るための飛行機の時間は6時45分である。
1時間前の5時前に空港に着かなければいけない。
電車はまだ動いていない時間だ。
ホテルの主人に交通手段を聞くと、タクシーかエアポート・トランスファーサービスになるらしい。
価格の安いエアポート・トランスファーサービスの時間をみてみると、早朝のバスは本数がなく、3時20分のものよりなかった。
起きて直ぐ出発するとして、3時には起きる必要がある。
これは、早起きというより深夜起きだ。
とりあえず、できるだけ早く寝ることにしよう。
項目 |
金額 |
トラムヴァイ(路面電車) 1回あたりの乗車 |
1.75 TL |
地下ケーブル(路面電車) 1回あたりの乗車 |
1.75 TL |
渡し舟 (エミノニュ〜カドウキョイ) |
1.75 TL |
ホテル代(アシュクンホテル) |
60 Euro |