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14日目
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5月29日(火) 旅の最後の地、アンカラへ

■ 今日の予定
今日は今回のトルコ旅行最後の地であるアンカラへ移動する。
アンカラは、ここへ来る前に1泊しているので初めてではないのだが、まだ観光は何もしていない。
昨日クランキョイに行った時、バスのチケットオフィスでチケットを買っておいた。
バスは9時半にクランキョイのチケットオフィスを出るとのことだ。
早朝の移動ではないので、ゆっくりと朝食が食べられる。
今日も本館のレストランでの朝食だった。
今朝は少し宿泊客が多かったためか、昨日とは異なり、ビュッフェ形式の朝食だった。

■ アンカラへ
9時前にホテルをチェックアウトし、徒歩1〜2分の場所にあるチャルシュ広場まで出る。
ここからドルムシュに乗ってクランキョイまで行く。
クランキョイにあるサフラン・ツーリズムというバス会社のチケットオフィスに行って出発を待つ。
このあたりにはメトロ社のチケットオフィスもあるはずなのだが、昨日探したげれど見つからなかった。
唯一みかけたサフラン・ツーリズムのバスを利用することにしたのだ。
係員によれば、ここからセルヴィスで一旦サフランボルのオトガルへ行き、そこでアンカラ行きのバスに乗り換えるようだ。
アンカラからサフランボルへはバスで来ているので、その逆のルートでアンカラへ向かうことになる。

■ 今日の宿
バスがアンカラのオトガルに着いたのが昼の1時ごろだった。
さて、今日アンカラで泊まるホテルだが、最終日の今回だけはネットで予約してみた。
先日アンカラで泊まったホテルがイマイチだったので、少しはましだろうというホテルを選んだ。
まぁ、先日泊まったホテルは、値段が安かったのでそんなに文句を言える立場ではないのだが・・・
それと、先日泊まったホテルは、駅から長い坂道を歩かなければいけなかった。
この坂道にはうんざりだったので、立地的にも少し変えてみた。
予約したのは、前回と同じウルス周辺のホテルで、ホテル・ミットハットというホテルだ。
但し、坂道は歩かなくても良い場所にある。
ウルス駅から南東方向に道に沿って歩いたところにあるバス乗り場の直ぐ横に建つホテルだった。
大きな看板を挙げていたので、バス乗り場からも確認ができた。
早速チェックインを済ませて、部屋に落ち着く。
ホテルの外観を見たときは、少し古いかなと感じたが、中は綺麗に管理されていて快適そうだった。
シングル部屋なので部屋はそんなに広くはないが、日本のビジネスホテルのシングル部屋よりは広いだろう。
気になるトイレ・シャワールームも綺麗だったので、ホッとする。
朝食とWi−Fi付きで、まぁこれなら25ユーロでも仕方がないだろうという感じだった。

ホテルの部屋からの景色

■ トルコの人って親日的
アンカラの観光といっても見る場所は知れている。
その少ない観光場所の中から、アタテュルク廟に行ってみようと決めた。
アタテュルク廟の最寄駅は、地下鉄のタンドアンなので、まずは地下鉄移動となる。
電車を待つ間にガイドブックを見ていると、ビジネスマンが「日本人ですか?」と声をかけてきた。
「何処に行くのですか?」と聞かれたので、「アタテュルク廟です」と答える。
「それなら、タンドアン駅です」とのこと。(私も知っていたが・・・)
さらに、「私も同じ駅で降りるので、教えてあげますよ」と言って、電車を降りて改札口を出るところまで案内してくれた。
そうして「この道を真っ直ぐ歩けば良いですよ」と親切に教えてくれる。
その人の目的地は、駅の真逆の方向だったのでここで別れることになったが、わざわざ遠回りしてまで親切に教えてくれたのだ。
彼は、「トルコ人は、日本人が大好きです」とはっきり言ってくれた。
これまでトルコを旅していて、親日的な面は汲み取ることができたが、はっきりと口に出して言われたのは初めてだった。
そんなこと言われると嬉しいので、「私もフレンドリーなトルコの人は好きですよ」とお返ししておいた。

■ アタテュルク廟
アタテュルク廟は、トルコ共和国の建国者であるムスタファ・ケマル・アタテュルクを葬るために造られた霊廟である。
この廟は、広大な敷地の丘の上に建つ廟で、敷地の殆どは緑に覆われた静かな場所である。
入り口を通って、道路に沿って歩いていくと、小さな建物があり、ここでセキュリティーチェックを行う。
そこから、長い長い道を歩いて廟へ向かうことになる。
私のように歩いている人は見かけないので、訪れている人は車で中まで入っているのだろう。
目の前に階段が見えてきたので、やっと廟に着いたと思って登ったが、そこには何もなかった。
登ったところから続くライオンロードを歩いた先に廟があるようだ。
廟の前には兵士が銃を持って立っていて、観光客と一緒に写真に写っていた。
廟はシンプルな形の構造で、建物の一番奥に棺が置かれていた。
この廟は丘の上に建っていて、ここからアンカラの町を見渡すことができる。
都会の殺到から逃れ、ゆっくり静かに過ごせる場所だった。

入り口を入ってからかなり歩く やっと着いたと思ったら・・・・
廟まで行くには、ライオンロードを歩かなければいけない 廟の前は大理石が敷かれた広場
アタテュルク廟 建物の一番奥に棺がある
要所要所に銃を持った兵士が立っている 丘の上にあるので眺めは最高だ

■ 土産の調達
今日の観光はこれでおしまいです。
本当にこれだけ、後はホテル近くまで戻って土産物の調達です。
荷物になるので、これまで土産を何も買っていませんでした。
土産さえ買ってくれば文句を言わない家族のために、忘れずに土産を買わないといけません。
今回トルコで買って帰るものは、スーパーマーケットで調達できるものばかりにしました。
その一部を紹介しましょう。

 スープ各種  トルコでは毎日のように食べていたスープですが、スパイス類を多く使っているようで、一から作るのは大変。
そこで重宝するのが、インスタントスープ。
スーパーでは、色々なスープのパッケージが並んでいます。
有名なのがクノール社のスープ。
作るのが簡単なので、各種を一杯買ってしまった。
 紅茶 トルコはなんと言っても紅茶を多く飲む国。
紅茶売り場へ行けば、棚一面に色々な紅茶が並んでいる。
トルコではCaykuruという会社が有名です。
一般的な紅茶に加えアップルティーやハーブティーも土産には良いだろう。
セージティー、リンディーティー、ミント・レモンティー、Fromと呼ばれるハーブのミックスされたティー等種類も多い。
 ハチ蜜 トルコの特産のひとつであるハチ蜜。
朝食のフランスパンに付けて食べる時にもよく出てくる。
たくさん買うと重たいので注意。
チューブ式のハチ蜜もお土産には向いている。
 コロンヤ 良い香りのする香水の一種だが、強い匂いではないので、男性でも問題なし。
町のレストランで会計の後に、よくコロンヤを手にふりかけてくれる。
長距離バスの中でも、車掌がこれを持って乗客の手にふりかけているときがある。
アルコールが入っているので、消毒の役目も果たすらしい。

その他、菓子やら小物やら、目についたものを買い物籠に放り込む。
入ったスーパーは、手提げの買い物籠がなくて、ゴロゴロと押して歩く大きな買い物籠だった。
そのため、重さを考えずにどんどん籠に放り込んだ。
レジで清算し、袋詰めした後、その量に驚き、少し後悔してしまった。

ウルスにあるアタチュクル像。夜の8時なのにこの明るさ!

【参考金額】
項目 金額 
ドルムシュ(チャルシュ〜クランキョイ) 1.25TL
バス(サフランボル〜アンカラ) 25TL
地下鉄(2回分の乗車ができる回数券) 3.5TL
ホテル (ミットハット)   25ユーロ

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