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13日目
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5月25日(日) ミーソン遺跡を訪ねる

■ 今日の予定
今日はミーソン遺跡見学ツアーに参加する。
昨日、町の旅行会社に寄って申し込んでおいた。
町には何件かの旅行会社がある、また殆どのホテルでもツアー等の取次ぎをしている。
有名なシンカフェにも行ってみたが、受付のお姉さんがあまりにも愛想がなかったのでやめにした。
気分的なもので、愛想の良い担当者だと、良い旅行会社に思えてしまう。
ツアー内容は、8時にピックアップ、バスでミーソン遺跡まで行き、遺跡見学。
帰りは船でホイアンの町に戻ってくものだ。
ミーソン遺跡見学は、ホイアンからの代表的ツアーだ。
価格は7$。遺跡入場料は含まれない。但し、船での昼食代は含まれている。

■ ツアー出発
ホテルでの朝食を終え、ツアーのピックアップを待つためロビーで待つ。
きっちり8時にピックアップがあった。
大型のバスで、結構たくさんの参加者のようだ。
遺跡見学の後、船で帰る人と、バスで帰る人が混在しているようだ。
(バスで帰る人は、更にツアー料金が安い)
バスは更に何人かのピックアップを続けていく。
結局ホイアンの町を出たのは8時半頃になっていた。
昨日、ランコーから乗ったバスで隣の席だったニュージーランドから来たおじさんから声を掛けられた。
「あんた、昨日一緒だった・・・・」
「オー、また会いましたね!」
泊まっているホテルの情報交換等を行う。
この町も狭い。
挨拶こそしないが、町を歩いていても、何回も同じ人を見かけることがある。
バスは、1時間程でミーソン遺跡の入り口に到着した。

■ オンボロジープ
入り口手前の売店兼休憩所で遺跡についての説明があった。
その説明を聞いた後、入り口に向かうことになる。
橋を渡ってしばらく歩くと、オンボロなジープが待っていた。
遺跡までは距離があるため、ここから車でその近くまで連れて行ってくれるようだ。
ミニバスとジープが、ピストン運行していた。
定員オーバーのオンボロジープは、5分ほど走り遺跡管理小屋に着いた。
再度ここで見学ルートなどの説明がされ、遺跡へと向かう。

 

 

 

ガイドが遺跡の説明をしてくれる 遺跡入り口。左奥の橋を渡って歩いて行く


■ ミーソン遺跡
ミーソン遺跡は、チャンパ王国の聖地だ。
見られるものは、8世紀から13世紀末にかけて建てられたレンガ造りの遺跡だ。
この遺跡は、世界遺産にも登録されている。
遺跡は、グループによりAから順にB、CとHまでの記号が付けられていた。

■ グループCと、グループB
山道を歩き、最初に訪れた遺跡はグループCとグループBが残るエリアだった。
写真などで紹介されている遺跡は、大概ここのものだ。
ガイドが、各遺跡や少しだけ残っている彫刻などを説明している。
アンコール遺跡群の中で、同じような造りの遺跡を見たことを思い出した。
残っている彫刻は少なく、残っていてもその殆どが顔を破壊されていた。
見所は、このグループCとグループBのエリアだけである。
後のグループは崩壊が激しく、草むらに埋もれて分からないものもあった。
ガイドも、このエリア(B、C)の説明を済ませると、何処かへ行ってしまった。

綺麗に残っている遺跡 中へ入ることもできる
頭部が破壊された象
遺跡本体にも、草がいっぱい生えている アーチを用いないで屋根を掛ける造りが見られる
石碑に刻まれているチャンパ文字
石碑に刻まれている文字は、チャンパ文字ということだ。 ほとんどの遺跡は、草むらに覆われていた
残っている彫刻も綺麗なものではない
辛うじて残っている彫刻 綺麗に残っている建物は少ない 辛うじて残っている彫刻

■ とにかく暑い
暑い暑い暑い暑い暑い暑い暑い暑い暑い。
歩道の付いている順に一通りの遺跡を歩いたが、暑くてたまらない。
歩く距離はそこそこあったように思う。
暑くて、頭がボ〜としてて、あまり詳しい記憶がない。
ひとまわりした後、来た時と同じようにジープで入り口まで送ってもらい、休憩所で一休みだ。

■ 帰りはボートで
みんなが揃ったところでバスに乗り込み帰途に着く。
バスはしばらく走り、川の近くで停車した。
ここで、船で帰る人はバスを降りた。
しばらく歩き、岸に停泊していた船に乗り込む。
船が動き出すと、水の上でもあり気持ちがよい。
簡単な昼食が出され、食事をしながら船は進む。

のんびりとした景色を見ながら食事 船での食事の様子
漁師のおじいさん バイクを満載した渡し舟

■ 工芸村
船はホイアンへ帰る途中、工芸村で停まった。
この工芸村では、木彫をしている様子が見られるようだ。
でも、やはり最初に連れて行かれたのは、土産物の店だった。
熱心に買い物をする人もいたが、私は興味がなかったので店を飛び出し村の散策を始めた。

根気のいる作業
ドアの飾り彫刻をしていた 貝の象嵌細工をしている

■ ツアー終了
船はホイアン市場の近くに着いた。
ここで解散、ツアーは終了のようだ。
市場を散策して帰ってくださいとのことだった。
市場は先日も訪れたが、せっかくなので覗いて帰ろう。

魚屋は、生臭いので長居出来ない 小ブタ屋
八百屋。というか、ここは、菜っ葉しか売っていない 大きな野菜は切り売りだ
1日に何個売れるのだろう
スイカ屋。こちらのスイカは楕円形をしている バナナ屋。バナナは見かけで選んではいけない
お土産物のアクセサリー類
土産物屋。アクセサリー類が多い 花屋だってあるよ

■ ここらで、マッサージ
日中のあまりの暑さで、少しバテ気味だ。
夜、夕食を済ませてホテルに帰る際、マッサージ屋の看板を探してみた。
この町はあまりマッサージ店を見かけない。
見つけたマッサージ屋で値段を聞いてみた。
「1時間のボディマッサージ、いくら?」
「はい、これが価格表だよ」と、メニューが出てくる。
「え〜と、なになに、12ドル」・・・・「高いよ!」
「あんた、いくらにして欲しいの?」
「う〜ん 6ドル」
「そりゃ無理だよ」
「だろうね、それじゃいいよ。バイバイ」と帰りかけると・・・
「ちょっと待って! 6ドルでいいよ」 と言ってきた。
なんだか、こちらも拍子抜けだ。
こちらから提示した価格だから、ここで断るわけにはいかない。
店の2階に上がり、オイルマッサージをしてもらうことになる。
よく分からないが、2人の女性が片方ずつの足をほぐしてくれた。
2人の女性に同時にマッサージを受けるなんて初めてだ。
「なかなか、いいんじゃな〜い」と思っていると、途中からそのうちの1人は何処かへ行ってしまった。
ベトナムのマッサージは、タイマッサージほど荒くない。
私にとっては少し物足りない。
1時間で全身ほぐしてもらって、約束どおり6$だった。


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