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1日目
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9月25日(木) 上海経由で昆明へ

■ 今日の予定
今日は関西空港から上海を経由して昆明まで行く。
昆明空港に到着するのは夜なので、ホテルに着く頃は深夜だ。
とりあえず昆明のホテルはネットで予約をしておいたので問題ないだろう。
昼食を済ませた後、自宅を出発し空港へ向かう。

■ 昆明について
雲南省の省都である昆明が有名になったのは、1999年にこの地で世界園芸博覧会が開催されてからです。
実際に花の栽培もさかんに行われていて、日本の花屋に並んでいる花も、この地から送られてくるものも多いらしい。
昆明は海抜1900mの高地にあり、年間を通して温暖で過ごしやすいところです。
標高が高いため、最近ではマラソンランナーなどスポーツ選手の高地トレーニング場所としても耳にします。

■ 上海経由で昆明まで
飛行機は16時40分発のJL5267便。JALと中国東方航空のコードシェア便だ。
機材は中国東方航空。日本人乗務員が1〜2人だけ乗っていた。
関西空港から上海までは約2時間半。
この間に食事が出るので、意外と早く着く気がする。
アナウンスでは、昆明まで行く人も一旦上海で入国審査をするということらしい。
上海の浦東空港へは少し早く到着してしまったが、その時間分だけ到着の飛行機の中で待たされることになった。
一旦飛行機を降り、空港の建物へ入った所で昆明へ乗り継ぎぐ人が集められた。
どうやら、殆どの人が上海で降りるようで、昆明行きの人は10人程だった。
乗り継ぎの人は係員に連れられて、入国審査場へ行く。
当然ここでは入国カードを記入する必要がある。
こんな場所で記入するなら、飛行機の中で入国カードを配れば良いのにと思う。
入国審査を済ませ、係員に誘導されて空港内をひたすら歩く。
どこを歩いたかは分らないが、かなりの距離を歩かされた。
その後、手荷物のX線検査を行い、出発ゲートへたどり着いた。
出発ゲートに到着するとそのまま次の便の搭乗時間だった。
この空港で両替をしようと思っていたのだが、そんな時間どころか、トイレに行く時間もない程だった。
空港到着してから、次の便が出発するまで1時間。
30分前に搭乗とすれば、残りの30分で入国審査とセキュリティーチェック、移動をするのだから、せわしない訳だ。
こんなに空港内を歩いたのに、乗り込んだのは関空から来た飛行機である。
内部清掃はされてはいるが、先程と同じ座席に座ることになる。
近くの席の日本人の女性は、関西空港(セキュリティーチェックの後)で買ったお茶をこの空港で没収されたらしい。
「2本の未開封のお茶なのに・・・」とぼやいていた。
中国では中国のチェックがあるので、直行便のようにはいかないようだ。
上海の浦東空港を出発した飛行機は、昆明へ向かう。
上海から昆明までは約3時間。この区間でも食事が出される。
日本人の乗り継ぎ客はぐっと少なくなるようで、この区間は日本人の客室乗務員は見当らなかった。
また、日本語アナウンス等もなく、どこがJALの便なのかと問いたくなる。

■ 昆明到着
飛行機は夜の10時を過ぎた頃、昆明空港に着陸した。
タラップを降りた場所に待機しているバスに乗るのだが、係員が何か言っている。
どうやら上海から乗った人と、乗り継いで来た人は乗り込むバスが違うらしい。
なんで、そんなことになるのか?
上海から乗った人は国内線到着、上海で乗り継いだ人は国際線到着というように分けているみたいだ。
預け荷物が別のターンテーブルから流れるためにこのようになるらしい。
何ともややこしい。 どうも、中国の空港での一連の流れは理解できない。
国際線と言っても、既に上海で入国審査を済ませているので、ここでの審査は不要だ。
荷物を持って到着ロビーへ向かう。
ここで両替をしようと思ったのだが、両替所は既に閉まっていた。
ATMを試してみたが旨くいかず断念することになった。
数年前、中国出張時に持ち帰った中国元が300元程あったので、今日はこのまま町へ入ろう。
私は少し持っていたが、中国元の手持ちがない人は、出発空港で到着日分のお金だけでも換金しておいた方が良いだろう。
日本での両替は料率が悪いが、到着時に元のお金がないと、タクシーにも乗れないことになる。

■ ホテルへ
空港を出たところにあるタクシー乗り場からタクシーに乗り、ホテルへ向かう。
向かうホテルは茶花賓館(英語名でCAMELLIA HOTEL)。ネットで予約済みだ。
行き先を英語名で言ってみたが理解してもらえなかった。
漢字で“茶花賓館”と示すと問題なく理解してもらえた。
空港から昆明市街はあまり離れていないので、直ぐに到着する。
深夜だったので道路も空いていて、あっという間にホテルへ着いた。
深夜料金とのことで、18元だった。
茶花賓館は、思っていたより大きくて綺麗なホテルだった。
早速フロントでチェックイン手続きを済ませる。
海外からの宿泊客も多いようで、受付の女性は英語が話せた。
部屋は、1泊120元。朝食付きのものだ。
手持ちの現金が少ないので、とりあえず今夜の宿泊代金120元とデポジットの50元を支払う。
ここではレシートはくれない。鍵をもらって部屋へ向かう。
私の部屋は一番安い部屋。どうやら、安い部屋は別の建物らしい。
一旦ホテルの玄関を出て暗い道を通り、ボロ建物の3号館へ向かう。
綺麗な建物を見た後なので少しガッカリだったが、値段相応で仕方がない。
夜も遅いので、今日はとりあえず眠りに着く。

■ デポジット
中国の宿では、殆どの場所でデポジット(保証金)を要求されます。
部屋の中にある備品やTVのリモコンを持ち出したり、壊したりする人が多いからでしょうか?
宿泊客を全く信用していないようです。
勿論チェックアウトのとき、部屋を確認後、このお金は戻ってきます。

デポジットは安宿でも請求されます。
また、宿泊料の高いホテルだと、その金額も多くなるようです。


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