9月27日(土) 予定外の昆明滞在
■
今日の予定
昆明2日目。
今日は予定外の昆明滞在である。
昨日に同じく雨が降ったり止んだりのスッキリしない天気だ。
特に見たい場所はないのだが、じっとしている訳にもいかないだろう。
朝食を摂りながら、ガイドブックで行きたい場所を探す。
午前中は、大観公園へ行ってみることにした。
午後は、繁華街でもフラブラとして過ごそうと思う。
地味な観光だが、見たいものが見当らないので仕方がないだろう。
■
バスにて大観公園へ
ここ昆明ではバスを旨く乗りこなせれば、思ったより楽に目的地へ行くことができるようだ。
先ず、ホテル近くのバス停へ行ってみた。(近くのバス停は昨日知った)
案内表示を見ると、大観公園へ行くバスは通っていなかった。
それならと、5路バスに乗り、一旦繁華街近くの大きな交差点まで行ってみた。
一旦ここでバスを降り案内表示を見ると、今度は大観公園へ行くバスが通っていた。
バス停にはバスの番号と、そのルートが表記してあるので、先ずそれを見る。
52路バスに乗れば、終着が大観公園のようだ。
待つ時間もなく、目的のバスが来たので乗り込む。
20分程バスに乗って、終着の大観公園へ着いた。
■
大観公園
大観公園は庭園様式の公園で、その面積は5000uと広大な公園だ。
バスを降り、ゾロゾロとみんなに付いて入り口へ向かうと、みんなそのまま中へ入っていく。
入り口横にはチケット売り場があるのに、ここでチケットを買っている人を見かけない。
みていると、みんな、なにやらパスを見せて入場しているようだ。
『もしかして、昆明市民は入場料が要らないのかなあ?』
私はパスが無いので、入場券(10元)を買って中へ入る。
今は秋なので園内では菊花展も開催されていた。
公園は池のまわりを歩けるようにと歩道があり、道に沿ってブラブラと歩くことになる。
特にこれと言って見るものはないようだが、緑も多く散歩コースとしては良いという感じだ。
園内では、ジョギングする人や、太極拳をする人も多く、市民の憩いの場所となっているようだ。
|
|
大観公園の入り口 |
園内では菊花展も開催されていた |
|
|
この公園のメインの建築物である大観楼 |
大観公園は庭園様式の公園です |
|
|
公園は緑も多い |
池の周りを遊歩道に沿って歩く |
|
|
やっぱり中国ですね |
これも中国らしいですね |
■
凧揚げ
歩道に沿って歩いていると、凧を揚げているおじさんがいた。
それも、あちこちで見かける。凧は相当高く揚がっているようだ。
おじさんたち、凧糸を巻くリールは結構本格的なものを使っている。
ここでの凧揚げは、子供の遊びではなく、大人の趣味のようなものらしい。
リールには、お金をかけています
| |
凧は普通のカイト凧だが、リールが本格的だ! |
|
■
繁華街を散策
公園を出て、来たときと同じ52路バスで市街へ帰ってきた。
繁華街でバスを降り、昨晩食事をした近くを歩いてみた。
しばらく辺りを歩いた後、屋台で昼食にする。
午後はこの界隈を散策してみることに決め、気の向くままに歩いてみた。
この辺りは垢抜けていて、都会そのものだ。
昆明がこんなに都会だとは思わなかった。
■
無音バイク
道路脇を歩いている人。
背後から音もなく近づくバイク!
・・・・・・ 何か犯罪の匂いがする?
いいえ、昆明を走っているバイクは、殆どが電動バイクなのです。
まったく音がしません。
エンジン付きのバイクを探すのが難しいくらいです。
以前のエンジン付きのバイクが、その形を残したまま電動バイクに改造されて走っているのです。
このあたりは、日本も見習いたいですね。
電動バイクにすることで、免許もヘルメットも(税金も?)要らなくなるらしい。
排気ガスには、結構気を使っているようです。
でも、排ガスの一番の原因は市内を走るバスだと思う。
バスを全てエコ車にすれば、環境はかなり良くなるだろうと思うのだが・・・
マフラーが付いていた形跡があります
| |
見かけは普通のバイクのようですが・・・ |
よく見れば、マフラーもキックのスタータも取り外してある |