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7日目
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10月1日(水) 牛角寨の定期市を訪ねる

■ 今日の予定
昨日の心配は無用でした。ひとまず安心です。
それと、昨晩飲んだタイで買った整腸剤の効き目はすごい。
お腹は頗る快調のようです。
今日は牛角寨の定期市へ行こうと思っている。
ただ、外を見てみると、あいにくの雨模様だ。
どうしようか考えたが、じっとしているより、とにかく出かけることにしようと決めた。
そうと決めれば身支度をして出発だ。

■ 牛角寨
牛角寨は元陽からミニバンで、1時間半の場所にあります。
今日行こうと思っている牛角寨では、農暦の虎と馬と狗の日にマーケットが開かれます。
したがって、4日に1回市が開かれることになります。
ここのマーケットには、イ族、ハニ族が多く集まって来るようです。

■ 牛角寨までの道のり
身支度をして、宿を出る頃には雨は止んでいた。
ただ、町は深い霧に包まれている。
牛角寨は昨日行った沙拉托と同じ方向にある村で、途中までは同じ道となる。
昨日と同様、広場横のミニバンの乗り場へ行き牛角寨行きの、ミニバンを探す。
ミニバンは直ぐに見つかり、早速乗り込む。
元陽を出発してしばらく走ると、深かった霧もすっかり晴れてきた。
さらに進むと道路も乾いていて、雨が降っていた形跡すらない。
そういえば昨日も、元陽へ帰ってくると、ここだけ濃い霧がかかっていた。
どうやら、元陽だけがいつも霧がかかり、雨も降りやすいようだ。
まだ分らないが、この天候なら全く問題なさそうだ。
出かけることにして良かった。
舗装の道路を30分程走った車は脇道へ入るところで、さらに人と荷物を乗せた。
すると、後ろのドアが閉まらなくなってしまった。
荷物が多くて閉まらないのではなく、故障してしまったようだ。
これからの悪路、きちんと閉まらないと面倒だ。
運転手が工具を取り出し修理が始まる。
10分・・・15分と経っても直る気配がない。
みんな、しびれを切らし車から降りて外をぶらつき出した。
運転手は藁にもすがる気分で、覗き込んだ私に説明まで始め出した。
私もそんなもの分る筈もなく、運転手は必死に修理を続けていた。
30分位経っただろうか、なんの前触れもなく直ったようで、出発の準備をする。
みんな車に戻って、再出発だ。
昨日と同じく、ここからは未舗装の悪路。
頭の上にある持ち手を握る手に、思わず力が入る。
きっと、昨日と今日で握力が5以上は鍛えられたと思う。
結局、出発して牛角寨に着くまで、2時間近くかかってしまった。
料金は15元だった。

■ 牛角寨の定期市
広場を中心にたくさんの店が出ていた。
ここでも、少数民族が自分たちの作った野菜や果物を持ち寄って売買している。
他の市と同じく、家畜や生活雑貨等色々な店が並ぶ。
説明することは少ないので、写真で見ていただきましょう。

けっして見かけはよくありませんが新鮮です
広場を中心に店が出ている 自分たちで作った野菜が並ぶ
焼いているのは肉のようです
看板娘

食べ物の屋台

カラフルです
民族衣装も売っていた 色とりどり
豆の量り売り ちょっと生々しいですか?
甘えん坊
何を食べたの?
家族でお祭りを見学しています
逃げないように持って帰らなきゃ
民族服を着た男性は少ない 鶏が買えました アヒルを買っちゃいました!
これ、大好きなのよ
これ以上乗れない状態でトラックが走っている

■ お祭り
今日は定期市に加え、村のお祭りがあるようで、綺麗な民族衣装に着飾った女性がたくさん集まってきていた。
トラックに乗って近隣の村からお客さんが続々と到着し、お酒で歓迎されていた。
その様子を写真でご紹介しましょう。

祭りの一行の中で唯一の少女だった
祭りの一行の中で唯一の少女だった 綺麗に着飾った人たち
楽器と歌と手拍子で客を迎える
客が来るとお酒でもてなす
楽器と歌と手拍子で客を迎える 客が来るとお酒でもてなす
正装した女性
綺麗に着飾った客が続々と到着 正装した女性
色々な村からお客が来ているようでした 別の村からも続々とやってくる

■ 元陽へ引き返し
1時頃、天気も少し怪しくなってきたので、元陽へ引き返すことにした。
ミニバンの乗り場が分らないが、道路に沿って市場の端まで歩いてみよう。
歩いていると、“プップップッ”とクラクションを鳴らしながら、元陽行きのニミバンがやって来た。
あれだと思い近付くと、ミニバンはほぼ定員状態だった。
乗ることも出来るが、良い席は望めない。ここは、パスすることに決めた。
更に歩いていくと、空の元陽行きのミニバンが停まっていた。
この車なら、助手席に乗れるので決まり!
しかし、なかなか他の乗客が集まらない。
結局30分以上乗車客待ちとなってしまった。
乗客が埋まれば早速出発となる。帰りは比較的順調に走ることが出来た。
これまで4回ミニバンを利用したが、乗車から到着までスムーズ(時間的)に行くことは少ない。
利用する場合は、充分な余裕を持って行動するのが良いだろう。

■ 元陽の町にて
定期市から帰ってきて、元陽の町を散歩してみた。
(元陽の町を散歩するのは今日に限ったことではありません)
この町でも、少し歩くだけで多くの少数民族をみることができます。

多くはない衣装なので、思わず振り返ってしまいます
ねえ、どうしたらそんなに痩せられるの?
さて、この2人の体重差は? 梯田広場に集まってきている人たち

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