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12日目
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10月6日(月) 元陽を後にして昆明へ

■ 今日の予定
今日は元陽を後にして昆明へ戻ることにしている。
朝の9時5分発の昆明行きバスに乗る予定だ。
バスのチケットは、昨日購入済みである。
今日は国慶節明けの月曜日なので、そんなに混まないだろうと思っている。

■ 新バスターミナルへ
元陽行きのバスは、新バスターミナルから出ている。
身支度を整えて、パッキングをしてチェックアウトを済ませると既に8時をまわっていた。
荷物があるので、新バスターミナルまでは3輪タクシーを利用した。
新バスターミナルから発着するバスの本数は少ないと思われる。
ここは、いつも閑散としている雰囲気。
1日何回かのバスが発車する時間だけ、利用客が集まってくるという感じだ。
乗車するバスは待機していたが、まだ利用客はまばらだった。
出発の30分前は誰も乗車しておらず、15分程前になって、ボツボツと席が埋まりだす。
バスは定刻の時間になっても出発する気配がなく、15分程遅れて動き出した。
出発した時点では空席が目立ったが、途中何人かの乗車する人を乗せるために停車する。
出発して1時間程、カーブの多い山道を走ると南沙の町に着く。
南沙のバスターミナルに寄って、何人かの乗客を乗せると、バスは満員になってしまった。
満員の乗客を乗せたバスは、昆明に向かって走り出す。

3輪タクシーで新バスターミナルに着きました バスターミナルの中の様子
乗車するバスが待っていました バスターミナル近くにあった売店
バスの顔です バスの車内です

■ 痰少女
中国を旅していて不快に思うことの一つとして、どこにでも痰を吐く習慣が挙げられる。
特に年配の人ほど多いようで、最近の若い人は痰を吐く人も少なくなってきているようです。
バスの中、 “グゥオヮ〜〜 ・・・ ぺッ” と、オヤジのような痰を吐く音が響く。
勿論 “ぺッ” は、バスの通路だ。
気分が悪いなあと思い振り向くと、なんとその音源は20歳位の女の子だった。
顔立ちもスタイルも現代風の女の子である。
その子が、おじさん顔負けの痰吐きをするのだ。
しかも、その頻度は2〜3分に1回と考えられないペースなのである。
これには参った。
この不快な音を掻き消すため、ミュージックプレイヤーを取り出し少し大きめの音で過ごす。
それでも彼女から発せられる音は、耳に届くのです。
しばらく経って、不快な音がしなくなったと思ったら、その子は寝ていた。
お願いだから、昆明までそのまま寝ていてくれ!
願いも虚しく、不快な思いは昆明到着まで続くのでありました。

■ 昆明到着
途中、バスは2回程トイレ休憩のために停車した。
1回目は、ガススタンドで給油を兼ねての停車。2回目は昼食を兼ねての停車だった。
バスは高速道路を快適に走り、まだ明るい4時過ぎに昆明の町に到着した。
到着 したのは、出発した場所と同じ昆明バスターミナルだった。
やれやれ、やっと昆明まで帰ってくることが出来たぞ。

■ 最終日の宿
昆明駅から歩いていける場所にある昆湖飯店というホテルが安くて快適と教えてもらった。
一度覗いてみようと思い、バスターミナルを出てホテルまで歩く。
昆明の街は大きい。地図上では近かったのだが、そこそこ歩いたような気がした。
ホテルの入り口は結構綺麗な造りだった。
早速受付で確認すると、シングルの部屋で100元とのことだった。
但し、トイレとシャワーは共同なので、部屋に付いていない。
(トイレとシャワー付きの部屋は倍以上の値段だった)
これまで水周りが共同の部屋に泊まったことはなかったし、そういう部屋は避けてきた。
でも、部屋が比較的綺麗なのと、清潔そうだったのでここで妥協した。
それに、今日1泊だけだから特に苦にもならないだろう。
早速チェックインを済ませ、荷物を部屋に放り込む。

■ 昆明も最後
まだ明るい時間なので、周辺を歩いてみようと思いホテルを出る。
ホテルの裏通り等、気の向くままに最後の昆明の街を歩いてみた。


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