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Day 13
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10月27日(土) トレッキング10日目: ポタナ(1950m)〜ポカラ(820m)

■ 今日の予定
ここポタナからヒマラヤの山々の眺望もよく、綺麗なサンライズが見えると聞いていたので、外へ出てみた。
しかし、生憎今朝の山々は雲が多くてサンライズは見ることができなかった。
当初、『10日間ものトレッキングって、果たして歩くことができるだろうか?』とも思っていたが、意外と歩けるものだ。
振り返ってみると、トレッキング期間も長く感じない程である。
楽しかったトレッキングも今日が最終日だ。
最終日の宿泊場所がポタナになったので、今日歩く距離としては少ない。
実際には、ポタナからダンプスを経て、フェディまで歩くことになる。
フェディからポカラまではバスで引き返すことになる。
昼ごろにはポカラへ帰ることができるだろう。

朝を迎えた(中央にある山がサランコットです) ヒマラヤの山々は雲の中でした
朝焼け空を少しだけ ロッジを出発する頃には山が見えていた

■ 出発
朝食を済ませ、8時にポタナを出発した。
ポタナの外れにチェックポストがあり、ここでTIMS許可証等のチェックがあった。
今回のトレッキングで初めてのチェックポストである。
この後、フェディにもチェックポストがあるようだ。
ガイドは、「ルムレからトルカを経由してA.B.C.まで行き、帰りも同じルートで引き返せば、TIMSなんて必要ないよ!」と言っていた。
ダンプスまでは、歩きやすい下りの道が続く。

■ チェックポスト
ポタナを出発して30分程歩けば、ダンプスに入る。
ダンプスでは、今日2回目のチェックポストがあって、TIMS許可証等のチェックを受ける。
実際にはガイドが全て手続きをしてくれるので、私は外で待っているだけだった。
1年前にランタンを歩いた時は、トレッカーが少ない割にはチェックポストが多かった。
しかも、チェックポストではトレッカーのサインも必要だった。
アンナプルナ街道の、この簡素なチェック体制はどうしてなのだろう?
ダンプスのチェックポスト以降は許可証のチェックは無いようで、これまでガイドが持っていた許可証を返してくれた。

ダンプスのチェックポスト 村人の生活を見ながら歩く
TIMS許可証 入域許可証

■ ダンプス
ダンプスは大きな村である。
村へ入ってから出るまで30分近くを歩いたと思う。
一部自動車が入る道路が出来ていて、村の中では自動車も見かけた。
大型のホテルも建っていた。
朝は雲に隠れていたヒマラヤの山が、少し雲が晴れて顔を見せていた。

ダンプスの村  一部は自動車が通っている ダンプスの村にて
ダンプスの村は大きい ダンプスから見たマチャプチャレ

■ フェディまで
ダンプスからフェディまでは、急な下りの石段である。
もう石段には慣れっこになったので、長い石段でもあまり気にならなくなった。
今日は時間的にも充分余裕があるので、遊びながらゆっくりとフェディへ向かった。

この下を通る道路まで行けばフェディだ 祭りのブランコ  童心に返って遊んでみた
フェディまで下りてきました ポカラ方面のバスを待つ

■ ポカラへ
10時過ぎにフェディへ到着した。
ここは舗装道路が通っていて、路線バスも走っている。
トレッキング初日に、ポカラからルムレまでバスで来たが、その通過地点でもある。
ここでは、ポカラへ帰るトレッカーを目当てに、多くのタクシーが客待ちをしていた。
私のトレッキングはタクシーで帰るための予算を組んでいない。
来た時と同じく、路線バスを利用することになる。
バス停らしき標識など何もないし、何時にバスがやってくるのかも分からない。
ガイドは、「なるべく上の方で待っていると席に座れる」と言って、ナヤプル方面へ50m程歩いた道端でバスを待つことになった。
かなりのバス待ち時間があるかも知れないと思っていたが、10分程の待ち時間でバスがやって来た。
ガイドの予想通り、空席もあって荷物を置くのに便利な席を確保することが出来た。
バスは、ポカラ方面へ向かうのだが、乗降客がいれば何処でも停まる。
この停車頻度が多くて、結構時間がかかってしまう。
今回乗ったバスの行き先はポカラのバスターミナルではなかったようで、ガイドの指示により途中で降り、マイクロバスとタクシーを乗り継いでホテルまで帰ることになった。
ホテルに着いたとき、ちょうど昼の12時だった。
これで、トレッキングの全日程が終了した。

■ ホテルへ
ホテルへ帰ると、早速預けておいた荷物とトレッキングの荷物と合わせて部屋に放り込んだ。
部屋に荷物を入れて、初めてトレッキングが終わったことを実感した。
そうそう、ガイドにチップを渡さないといけません。
(強制ではないのですが、やはり気持ちですから・・)
トレッキング中や宿で、色々と気を使ってくれ、わがまま(自分では、わがままだとは思ってませんけどネ)な私に誠意を持ってフォローしてくれたガイドのラタ君。
また、本来ならダサイン際のため休む予定をしていた21〜24日もがんばってくれたので、チップをはずんだ。
ラタ君には、「フェスティバルのチップも含まれているんだよ」と言って、3,500Rs渡した。
額が多いか少ないかは分からないが、凄く喜んでくれた。

■ 午後は寛ぐ
ホテルに帰ってきたら、まず一番にすることは熱いシャワーで汗を流します。
汗と疲れをさっぱり洗い流し、いつもより入念にシャンプーして、髭を剃る。
今回の目的であるA.B.C.までのトレッキングを無事終えたという達成感も加わって、満足感で一杯になりました。
でも・・・ お腹が空きました!
今日は久しぶりのポカラ滞在、外を歩けば好きな料理を食べることができます。
この10日間、がんばって歩いた体へのご褒美に好きなものを食べて、ゆっくりと過ごしましょう。

【旅程】
 ポタナ 〜 ダンプス 〜 フェディ ― (バス)―(マイクロバス)―(タクシー) ― ポカラ

【参考金額】
項目 金額 
 フィルター・ウォーター 1L   50Rs
 ホテル代 (HOTEL SAKURA)  1,170Rs

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