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9日目
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1月31日(水) もっと滞在したかったムイネーリゾート

■ ムイネーの朝日
ムイネー・リゾート2日目の朝。
昨夜は早く寝たので、6時前に起床した。
部屋から聞こえる波の音は昨日に比べ小さいように感じた。
早起きしたので、朝の景色を見ようと浜辺に出てみる。
浜辺は昨日とは、うって変わって波も静かな状態である。
干潮のようで、綺麗な砂浜が現れている。砂浜に出て、波間を散歩してみた。
サンライズは見逃したが、朝日が綺麗だ。風はすこし肌寒い。
朝の散歩を楽しんでいる人もちらほらとみえる。
裸足で砂浜を歩くと気持ちがいい。
最近こんな綺麗な砂浜を歩いたことがないので、素直に感動だ。
海の水は思ったより冷たかった。
この辺りが涼しいのは、この海の水が冷たいからなのだと、勝手に推測する。

綺麗な朝日 朝靄の海岸
朝日を浴びて真っ赤に染まる海辺 朝の散歩を楽しむ人たち

■ 食後のひと時
しばらく朝の散歩を楽しんだ後、レストランで朝食。
朝食はバイキングで、内容は結構充実していた。思わず沢山食べてしまった。
今日は8時から、昨日のバイタクのおじさんと周辺の観光をする。
それまでの時間に再び浜辺に出てみた。
既に海へ入っている人も見かける。
浜辺には水着の人もチラホラ。
水着を持ってきていなかったのが少し残念。
浜辺を歩くと、当然のことだが砂が足にまとわりつく。
部屋に入るとき、砂が付いたままで入ると部屋が汚れる。
そこで、この砂を洗い流すように各部屋の玄関先に水瓶とシャクが置いてある。
シャクで水をすくって、足を流して部屋に入る。
これで部屋の中が汚れない。

沖合には猟師の船が見える 波が打ち寄せる浜辺
穏やかな朝の風景 浜辺の砂はとても綺麗だ

■ 午前中はバイクで観光
昨日バイタクのおじさんに案内されて周り、すばらしい景色が見られた。
別れ際、今日も朝から案内してもらうようにお願いしておいた。
約束の8時になったのでホテル前に行くと、バイタクのおじさんが手を振っていた。
早速バイクに跨り出発だ。
今日は、昨日走った方角とは反対の方向へ向かう。
ファンテットの方向だ。

■ ファンテットの塩田
ムイネーに来る際にバスで通った道を通りファンテットに向かう。
始めに着いたのは、塩田だ。
ファンテットは、ヌックマムの本場で、あちこちからヌックマムの匂いが漂ってくる。
日本の醤油と良く似ていて、そんなに嫌な匂いではない。
ヌックマムの製造には欠かせないのが塩だ。
そこで、塩を作っている塩田風景を見に来たのだ。
予め写真で見た風景は、塩を綺麗な円錐形に積み上げた風景だった。
この風景を見ることが出来なかったのが残念だ。
ここで造られる塩は思ったより大きな結晶の粒で、小粒の氷砂糖のようだった。
きっと、ミネラル豊富なのだろう。

塩田で作業をする人 出来上がった塩の山

■ ファンテット市場
ファンテットの市場へやってきた。
店先は勿論、道路脇まで商品が並び、多くの買い物客で賑わっていた。
市場は、何回となく行っているので、特に感動しないが、この雰囲気は結構好きなので、何回来ても飽きない。

多くの人で賑わう市場 シクロで買い物に来ている人
ジャックフルーツを輪切りにして売っている 魚屋さん?

■ ドラゴンフルーツ畑
ファンテットは、砂丘が多い。
ドラゴンフルーツはサボテンの一種で、砂地に適している植物である。
従ってこの辺りは、ドラゴンフルーツが特産になっている。
あちこちにドラゴンフルーツの畑を見かける。
日本では、沖縄の一部で作られているらしい。
道路を走っていて、ドラゴンフルーツがなっている畑を探し、勝手に畑に入る。
ドラゴンフルーツは日本では、あまり口にする機会がないが、アジアでは良く見かける。
熟した実を冷蔵庫で冷やし半分に切って、スプーンですくって食べると美味しい。
なっているドラゴンフルーツはまだ熟していなかったが、沢山なっている様子を見ることができた。

この辺りではよく見かけるドラゴンフルーツ畑 たくさんのドラゴンフルーツがなっていた

■ ホー・ハイ遺跡
ファンテット から少しムイネー方面に戻った丘の上にあるチャム塔(ホー・ハイ遺跡)へやってきた。
ベトナムへ来て初めて見る遺跡である。
入場料5,000ドンを払い、丘の上まで歩いて登る。
チャム塔は、丘の上に建つレンガ造りの遺跡であり、3基の塔が建っている。
似たような造りの遺跡をアンコール遺跡で沢山見たのを思い出した。
この丘の上から港や、海岸線がよく見渡すことができる。
遺跡を見るよりは、ここから眺める景色の方が価値があるように思った。

ホー・ハイ遺跡 ホー・ハイ遺跡
ベトナムのお墓はカラフル どこでも見かける牛
丘の上から見る港の風景 丘の上から見る海岸

■ 浜辺で休憩
遺跡の見学で、今日の見学場所は終了だ。後はホテルへ引き返す。
途中、岩場のある海岸で停まってもらい、浜辺の風景を楽しむ。
ホテルに到着し、バイタクのおじさんと別れた。

岩のある海岸風景 波間に揺れる猟師の船
網の手入れをしている猟師 浜辺で遊ぶ子供

■ 日光浴
ホテルのチェックアウトは12時である。
それまでの時間、浜辺に出て日光浴をすることにした。
ビーチ・チェアに横になり、束の間のリゾート気分を味わう。

ベトナムとは思えない景色 ビーチは空いていて、ゆっくりくつろげる

■ サイゴン行きのバス
バスは1時にホテル前を出発ということだ。
チェックアウトを済ませ、ゆっくりと昼食を摂る。
1時前にサイゴンから客を乗せたバスが到着し客を降ろす。
昨日ここへ来たバスと同じスケジュールのようだ。
バスから降りた人は、ホテルにチェックインする人、タクシーで別のホテルへ行く人、バスを乗り継ぐ人夫々だ。
1時前に、サイゴン行きバスの張り紙が張られたので、荷物を預けバスに乗り込む。
かなり時間に余裕をみているようで、出発したのは1時半を回ってからだった。
ここでの乗車人員は定員の約半分程度なので楽だと思っていた。
ところが出発後、途中のホテルで乗客を乗せながら進むのだ。
結局ムイネーの街を出るときは、ほぼ満席状態になっていた。
これだけ乗客があっても、日本人は私一人のようだった。
バスはそんなにスピードを出さずにサイゴンへ向かう。
途中トイレ休憩が1回あり、サイゴンに到着したのは7時過ぎだった。
なんと約6時間のバス旅であった。
でも、このツアーの満足感もあり、軽い足取りでホテルへ向かうことができた。


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