５月１３日（火）　乗り継ぎのためバンコクに1泊

■ 旅の荷物
我ながら荷物の多ささに呆れる。
もう少し荷物を少なくしたいのだが、あれも・これもと荷造りしているうちに、結構な荷物の量になってしまった。
バックパックを担いでの行動なら諦めて大きく切り捨てるのだが、どうも思い切れない。
衣類は仕方が無いが、パソコン、一眼デジカメ、それらの付属品だけでも結構な重さになる。
今回はパソコンを置いていこうかと迷ったが、結局持ってきてしまった。

■ 出発遅れ
８時を少し回った頃にリムジンバスは関空に到着した。
チェックイン、出国手続きを終え、搭乗時間にゲートへ行く。
どういう訳か、登場ゲートが変更になっていた。
しかも、出発が遅れているようだ。
搭乗時間の連絡がないまま、約１時間程待って、やっと搭乗が開始された。
今日の便はタイ国際航空のマニラ経由のバンコク行きだ。
このマニラ経由便は人気がないようで、席はガラガラだった。
なるほど、チケットが安い訳である。
私も、価格の誘惑に負けてこのチケットを買った一人だ。

■ マニラ経由じゃないの？
搭乗を終え、座席に座り新聞を読んでいると、乗務員がやって来た。
マニラ経由でバンコクへ行く人に案内しているようだ。
この便の出発が遅れているので、別の便に乗り換えてくれとのことだった。
変更後の便はバンコク直行便で、出発予定は約３０分後だった。
直行便なら、ラッキーじゃないか！
他にも数人、同様の人がいた。

■ 結局バンコクには早着
預け荷物の積み換え等があったためか、次の便も少し遅れて出発となった。
しかし、直行便なのでバンコクへは当初予定していた時刻より早く到着してしまった。
安いチケットで直行便に乗れたのだから、結局ラッキーなのだろう。
スワンナプーム空港は、到着の便が重なった様子でイミグレーションは長蛇の列ができていた。
この列を見ると気分が萎えてくる。
そうは言っても、この列に並ばないと入国できない。
仕方なくイライラしながら列に並ぶ。

■ 今日のホテル
今日宿泊するホテルは空港の近くにある“コンベニエント・リゾート･バンコク”というホテルだ。
ネットで予約をしておいた。
空港の近くで安いホテルは、ここしかなみつからなかった。
タクシー乗り場からホテル名を告げ５分程でホテルへ着いた。
このタクシーのオヤジは平気な顔で「３００バーツだ」と言ってきた。
「高いよ」と言うと「それじゃ、２００バーツにしておくよ」とのこと。
空港から乗ると５０バーツ高くなるのは仕方がないが、少し高いのじゃない！
何も言わず１５０バーツを親父に渡した。
足りないと言っていたが、「これでも高いよ！」と言うと諦めて帰っていった。
さてホテルだが、空き地の真ん中にぽつんと建つホテル。
“コンベニエント・リゾート･バンコク”という名前に騙されてはいけない。
どこからリゾートという言葉を持ってきたのか知らないが、その名前に似合わないホテルだ。
部屋にはバルコニーがあるのだが、見えるのは荒れ果てた野原と高速道路だけ。
特徴がまったくないホテルなのだ。
まあ、今日は乗り継ぎのための１泊なので問題ないが、それ以外の目的ならなにもメリットがないだろう。
食事はホテルを出たところにある、ホテル併設のレストラン。
料理の種類は少なかったが、タイカレーが思ったより美味しかった。

ホテルの周りは、なにもない原っぱだった	タイで人気の甘〜いお茶