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7日目
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5月19日(月) ハムロン丘へ登ってみよう

■ 今日の予定
今日も昨日と同じで、天気がよくない。
小雨が降ったり止んだりの状態が続いている。
今日は特に予定を決めていない。
雨もひどくはないので、出歩くこともできそうだ。
午前中は、近くの村まで自主トレッキングでもしてみようと思う。
その後は、雨がひどくなければ町の東側にあるハムロンの丘に登ってみようと思う。

■ 先ずは朝食
ここで泊まっているホテルには朝食が付いていない。
まあ、1泊10$だから贅沢は言えない。
朝食を摂ろうとホテルを出て、ブラブラと歩く。
裏通りで地元の人や、ザオ族の人で賑わっている屋台を見つけた。
ザオ族の人と同じテーブルに座り、その人が食べていたものを指差して、同じものをオーダーした。
フォーに近い料理で、麺がたっぷり入り、肉などの具もたくさん乗っていた

恐る恐る薬味を入れていると、周りの人から笑われてしまった。
「もっと豪快に入れろ」と言っているようだ。
以前に、薬味で失敗した経験があるので、少し入れてはスープの味見をしていたのだ。
この料理、名前は分からないが、美味しくて量があってよかった。
朝から、ザオ族の人と、楽しく食事ができた。

■ 自主トレッキング
これからタバン村へ帰るという土産を売るおばさんについてラオチャイの村まで歩いていくことにした。
ラオチャイへの道は、先日トレッキングで歩いた道だが、この時は霧がきつくて景色が見えなかった。
今日は、霧も少ないので、もう一度歩いてみたかったのだ。
このおばさん、お土産売りをしているので、片言の英語が喋れる。
会話と言っても、「○○は、私の村では○○というんだよ」とか、「この村は○○だよ」というような、簡単なものだ。
道端にあるものを説明してくれたりしながら、楽しくトレッキングを続ける。
1時間程度歩き、ラオチャイ村の入り口までやってきた。
少し疲れたので、ここでおばさんと分かれて町へ引き返すことにした。
ここまで、色々話し相手になってくれたお礼に、お土産を買ってあげることにした。
刺繍入りのかわいい手づくりポーチ、おばさんの言い値5$を2$にしてもらい一つ購入。
それでも、すごく喜んでいた。
「それじゃね。さよなら」と言って分かれる。
おばさんは、手を振ってタバン村へ帰っていった。

木か草の繊維をほぐしているようです
村人との交流を楽しむ旅行者 こんなロッジに泊まりたい。(ATI・サパ・ローズ・ベリー・リゾート)
にらめっこはゴメンです
おいおい、こっちをにらまないでくれ! 道から見える景色を楽しむ
黒モン族の女性 一緒に歩いたおばさん 水牛を連れた村人:黒モン族

■ マンゴーにはまった
日本では今、完熟マンゴーが人気である。
一つ数千円もするものもあるらしい。
私は、これまで何度かマンゴーを食べたことはあるが、あまり美味しいと感じたことがなかった。
サパの市場で、色の良いマンゴーを売っていたので買って帰って食べてみた。
写真のように切るのが、早くて簡単で食べやすい。
まずは一口。 ―― 口の中で溶けていく。
「美味い!」  思わず叫んだ。
驚いた、こんな美味しいマンゴーを食べたのは初めてだ。
続けざまに買ってきた大きなマンゴー3個を、ぺろりと食べてしまった。
きっと、日本の完熟マンゴーの味は、これ以上のものなんだろうな。
人気があるのが分かる気がしてきた。
今日も忘れずに、市場に寄って買ってこようと思う。
大きなマンゴーを3個買っても100円程度なのは
嬉しい。

マンゴーの味に魅了された。 皮1枚残して、さいの目に切る

■ ハムロン丘
雨もたいしたことはないので、ハムロン丘に登ってみることにした。
登り口で3万ドンのチケットを買うと、遊歩道の書いてある地図がもらえた。
その頼りない地図を参考に登っていく。
ヨーロピアン・ガーデンは綺麗に管理され、花も多く咲いていた。
ここから、展望ができる山の上まで遊歩道を登る。
これが、結構急な道で、ゆっくりと登らないとばててしまう。
思ったより広く、ゆっくりと一通り歩いてまわると2時間ぐらいかかってしまう。

ハムロン丘の上り口(チケット売り場) 花が綺麗なヨーロピアン・ガーデン
奇岩がゴロゴロとあるヘブンゲート ヨーロピアン・ガーデンを見下ろす
サパの町が一望できる
サパの町が一望できる Cloud Yard から見渡すサパの町

■ 黒モン族とザオ族
サパの周辺の村に住む少数民族の殆どはモン族とザオ族だ。
・モン族

 モン族の中でも、約半数以上が黒モン族である。
 カットカットやラオカイなど、比較的サパの町に近い距離に多く住んでいるので、町中で出会うモン族の殆どは黒モン族である。
 黒い藍染の衣装を着ていることからこのように呼ばれている。
 髪を束ねて、筒状の帽子をかぶるのも特徴である。
・ザオ族
 その祖先は13世紀ごろ中国からやってきたといわれている。
 頭の上にのせる座布団のような布が目印だ。
 これは、赤い布を重ねたもので、鈴や房飾りが付いている。
 眉毛や髪を剃っているので迫力満点だ。

金歯がいっぱい
黒モン族の女性 ザオ族の女性
ザオ族のおばあさん
黒モン族の女性 黒モン族の男性 ザオ族のおばあさん

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