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10日目
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5月22日(木) フエ郊外の帝廟を巡る船旅

■ 今日の予定
今日はフエ郊外に点在する寺院や帝廟をまわるツアーに参加する。
昨日、宿で申し込んでおいた。
宿までのピックアップ付きで、7$だった。
ボートでまわるのだが、船着場から見学場所場までが距離のある箇所はバイクを利用する。
このバイク代も含まれている。
但し、各場所の入場料と昼食代は別途支払う必要があるというものだ。
8時にホテルへのピックアップがあるので、それまでに朝食を済ませておく。

■ ツアー開始
同じホテルに泊まっている日本人のおじさんと知り合った。
今日同じツアーに参加する。
ホテルからボート乗り場まではバイクでのピックアップがあった。
同じように各ホテルからピックアップされたツアーの参加者がボートに乗り込む。
20人程度の参加者を乗せたボートは、ゆっくりとフォーン川を進み出した。

私たちのボートよりひとまわり小さなタイプ
ツアーで利用したカラフルなドラゴンボート 静かに流れるフォーン川

■ ティエンムー寺
最初にやってきたのはティエンムー寺だ。
市街地からも近い距離にある。
8角形をした7層の塔は有名な建物で、写真でよく目にする。
更に歩いて行くと、釈迦を祭ったダイフン寺がある。

ティエンムー寺の塔 ティエンムー寺で出会った小僧 ダイフン寺にて
ダイフン寺 ダイフン寺から見たティエンムー寺の塔

■ トゥドゥック帝廟
1時間程ボートに乗って、船着場で下船した。
これから、トゥドゥック帝廟を見学に行く。
船着場からトゥドゥック帝廟の入り口までは遠く、歩けは20分程かかるのでバイクでの移動となる。
数分程バイクに跨りトゥドゥック帝廟にやってきた。
入場チケットを買い中へ入る。
入り口を入るとまず目に入るのが蓮池。
その奥に見える木造の建物は結構絵になる風景だ。
皇帝を祭った寺など見所も多く、内部は結構広いので、ひとまわりすると結構疲れる。
思い思いに見学して再びバイクで船着場まで戻る。

■ ホンチェン殿
30分程船に乗りやってきたのはホンチェン殿だ。
小さな寺なので、一通り見学するのにも時間はかからない。
見学場所などあまりないにもかかわらず、入場料を22,000ドンも取るのは納得いかない。

小さな寺のホンチェン殿 ホンチェン殿内部の様子

■ 昼食
ホンチェン殿を見学した後船に戻り、次の見学場所へ向かう。
移動の時間を利用して船の中での昼食タイムとなる。
出発するとき、メニューが出され、その中から食べたいものをオーダーしておいた。
船の中の厨房で料理され、テーブルに並べられる。
自分でオーダーした1品料理のほかに、何人かでシェアする料理が数品出され、腹いっぱい食べることができる。
船内では一緒にツアーに参加した日本人のおじさんと一緒だったので、色々と話をしながら移動できた。
このおじさん、歳は60歳を少し越えたところ。
仕事の関係もあり、世界各国への渡航経験は豊富な方だった。
戦争が終わった頃のベトナムへも来られたらしく、色々とお話を聞かせてもらった。
おかげで、時間をもてあそぶ移動時間も楽しく過ごすことができた。

■ ミンマン帝廟
午後一番にやってきたのはミンマン帝廟だ。
船を降り、しばらく歩くと帝廟の入り口があった。
他の廟と比べて威厳のある造りとのことだったので期待していたが、あまりそのようには感じなかった。
きっと、あまりの暑さで、ばててきてしまい、見学する気力が薄れたのだろう。

中国風の建物 石畳が印象的

■ カイディン帝廟
本日最後の見学場所カイディン帝廟へやってきた。
この廟も船着場から距離があるので、バイクで送ってもらった。
同行したおじさんは、あまりに暑いので見学を断念し船に残ると言っていた。
この廟は、これまで見てきたものと異なる西欧風の建築だった。
建物内外の彫刻や廟内に描かれた絵はすばらしく、見ごたえのあるものだった。

廟の番人

■ オープンテラスで夕食を
ツアーで一緒だった日本人のおじさんは、偶然にも私の隣の部屋だった。
ホテルへ戻り休憩した後、一緒に夕食に出かけることにした。
入ったのは、フエでは昔から営業しているホテルのオープンレストラン。
私は全く分からないので、連れて行ってもらった。
お話を伺っていると、知らないことが多く色々と興味深い話を聞くことができた。
料理は、海老料理、ステーキ、サラダ類、中国粥などを2人でシェアして腹いっぱい食べた。
私はソフトドリンクだが、おじさんはビール4本をオーダーして長い時間話をした。
帰り際、「勘定は割り勘にしましょう」
ということにした。
なんと、上記の食事で一人分が日本円の800円でお釣りがくるのだ。
「え、間違いじゃないの」という安さに驚いた。


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