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2日目
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10月13日(土) まずは、行動予定をたてよう

■ ツアー申し込み
今日は特別行動予定を決めていないが、なにか適当なツアーを見つけることにしよう。
それと、今回の旅行の大まかな行動予定をたてることが必要だ。
その後は、市内散策でもしようと思う。
先ず、ツアーを扱っている会社の何軒かを覗いてみた。
ツアーの価格は驚くほど高かった。
タイやベトナムと比較してはいけないが、マレーシアの物価状況から考えてもべらぼうに高いような気がした。
とりあえず、明日の午後のツアーで、天狗ザルを見るリバー・クルーズに申込んだ。

■ 後の予定
あまりにもツアー価格が高いので、どうせお金を出すならブルネイでも行ってみようと思う。
エアチケットを扱っている旅行会社に寄りブルネイまでの航空券を手配しておいた。
ブルネイへは、19日に行き、2泊して、21日にコタ・キナバルへ帰ってくることにした。
ブルネイは、あまり聞かない国の名前だと思うが、ボルネオ島にある。
日本からの直行便がないため、近隣国から飛ぶことになる。
ブルネイは物価が高いようなので滞在費はマレーシアより多くかかることになるだろう。
それから、16日〜18日の間は、サンダカンと言う場所に行こうと思う。
サンダカンは、サバ州第二の都市として栄える商業都市だ。
特別見たい場所もないのだが、近くには自然が多く、ジャングル・トレッキングが出来るかもしれない。
サンダカンへはバスでも行くことが出来るが、今回は楽して飛行機で行こうと思っている。
航空券は明日にでも手配しようと思う。手持ち現金がないのだ。
これで、殆どのスケジュールが埋まったことになる。
後は、その都度適当に予定を埋めて行こうと思う。

アトキンソン時計塔(シグナル・ヒルの麓) 小さなムルデカ(独立)広場

■ シグナルヒル展望台
まだ昼まで時間があるので、街を見渡せるシグナル・ヒル展望台にでも行ってみよう。
ガイドブックにはリニューアル中と書いてあったが、そんなに遠くなさそうなので歩いて行くことにした。
バックパッカーロッジの裏手から、階段を登り寂しい道を歩いていく。
歩いて登っている人は誰もいない。
急な坂道を登っていくと、展望台が見えてきた。
どうやら改装は終わっているようだ。
展望台といっても、何の変哲もない街を見渡せる場所で、日除けとなる屋根があるだけの場所だ。
町や海に浮かぶ島々を眺めた後、しばらくベンチに座って休憩し、登って来た道を引き返す。

シグナル・ヒル展望台(左)とコタ・キナバルの町 シグナル・ヒルから海を眺める

■ セントラルマーケット
シグナルヒルを降り、セントラルマーケットにやってきた。
ここは、いくつかのマーケットの建物が、歩道橋でつながったエリアで、多くの人が集まってきている。
歩道橋で海辺まで歩き、港をぶらぶらする。
ここには小型のボート乗り場があり、賑わっていた。
水上集落の人が利用するボート乗り場である。

スガマ付近 街の雰囲気
スガマ 街の雰囲気
セントラル・マーケット近くのボート乗り場の風景 満員になったボートが出港する

■ チャーター船で、アイランド・ホッピング
ボート乗り場を歩いていると、「ボートで島をまわってあげる」と声をかけられる。
値段を聞くと320Rmとのこと。
これはべらぼうに高い。
先程寄ったツアー会社では200Rm程だったので断る。
300Rmにすると言ってきたが、いらないと言ったら、幾らなら良いのかといわれたので、100Rmと答える。
当然向こうも「うん」とは言わない。
最終的に、3つの島と、何箇所かの水上集落をまわり、150Rmで手を打つことにした。
どうせ、昼からすることがなかったので、時間潰しに良いだろう。

後で考えたら、この値段でもべらぼうに高いものだった。
早速船に乗って出発だ。
乗り合いなら安くて済むのだが、希望するところに行ってくれない。
船をチャーターし一人だけ乗って進むのも気持ちのいいものである。

■ 水上集落(カンポン・アイール)
ボートはしばらくして、水上集落に到着した。
船上からだが、ゆっくりと進みながら見学する。
海に面したところに水上集落があるのだが、この辺りは台風が来ないのだろうか?
こんな家は、台風が来たらひとたまりもないだろうなどと思いながら幾つかの集落を見てまわる。

多くのボートが行きかう 海から眺めるコタ・キナバルの町
カンポン・アイール(水上集落) 水上モスク
カンポン・アイールにて 子供たちが釣りをしている

■ マプティー島
カンポンアイールを見学の後、少し離れたマプティー島まで行ってみる。
小さなビーチがある島で、ダイビングやシュノーケリングをしている人もちらほらみえる。
今日は水着を用意していないし、ダイビングもあまり得意ではない。
スキューバ・ダイビングはオーストラリアのグレート・バリアリーフで一度だけ体験したことがあるが、耳抜きが苦手なのでどうも楽しめない。
今日は上から眺めるだけにしておく。

マプティー島の小さなビーチ シュノーケリングをしている

■ スグル島
次に訪れたのは小さな島のスルグ島。
桟橋もなく、ビーチも一部だけの小さな島である。
ボートは1隻も泊まっていないのに2人だけビーチにぽつんとデートを楽しむカップルの旅行者がいた。
後で迎えに来てもらうだろうが、心細くないのだろうか?
でも、ロマンチックなひと時だろう。

海の水は透き通って海底がよく見える 小さな小さな島、スルグ島

■ マヌカン島
島を1周し、今度はマヌカン島へやってきた。
この島は大きな島で訪れている人も多い。
桟橋も大きく、近くに多くの魚が寄ってきている。
海の透明度は高く、群れて遊ぶ魚の様子が良く見える。
この島には売店やレストランもあり、海をゆっくり楽しむには良いだろう。
4時に桟橋へ迎えに来てもらうことにして、島を散策することにした。
海以外はあまり楽しむところもないようなので、景色の良い木陰に座り、静かなひと時を過ごす。

マヌカン島の桟橋 桟橋近くに集まってきている魚たち
マヌカン島のビーチ ビーチは珊瑚の砂
島の雰囲気 岩場もあります

■ 帰りの船
4時になったので桟橋へ戻る。
お迎えが来ているはずなのに・・・・・・いない!
しばらく待つことにする。
多くの人が次々と船に乗り島を後にする。
4時半を過ぎても迎えが来る様子がない。・・・・少し不安になってきた。
桟橋にいた係りの人が話しかけてきた。
「どうした?」
― 「迎えの船が来ないのです」
「困ったねえ」
― 「コタ・キナバルに帰りたいので、適当な船に乗せてくれませんか」
「残念だけど、泳いで帰るしかないよ」 ・・・ などとからかわれる。

「何とかしてあげるよ」 といわれるが心細い。
そうこうしていると迎えの船がやってきた。
大幅な遅刻、けしからん! ・・・・  でもホッとする。
海の上は雲も少なく、よく晴れているが、本島のジャングルの方は黒い雲がかかり、あまり天気も良さそうではない。
でも、帰りの船上から町の上にかかる虹を見ることができた。

 

 

 

 

町の上に架かる虹  

■ 日焼け
今日は海を主体に行動したので、結構日焼けをしていた。
露出部が赤くなっている。
この1年、何回か日差しの強い所へ出かけた。
元々肌は白いほうなのだが、全然日焼け対策をしていないので、肌もかなり黒くなってしまった。
東南アジア(特にタイなど)では、白い肌が好まれる。
どうしよう・・・ こんなに日焼けしたらモテないぞ!
白い肌に戻すため、これからは日焼け止めを塗っておこう。



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