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5日目
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10月16日(火) サバ州第二の都市、サンダカンへ

■ チェックアウト
今日はサンダカンへ移動する。
飛行機の時間は12時なので、10時にホテルをチェックアウトすれば大丈夫だろう。
昨日、郵便局が閉まっていたので、朝の運動を兼ねて郵便局まで行ってみる。
今日は郵便局が開いていた。
切手を買って絵葉書を投函しホテルへ戻る。
寄り道をしながら歩いていたら、朝食の時間がなくなってしまった。
パッキングをしてチェックアウト。 宿代の清算をする。

 

 

 

郵便局(G.P.O)  

■ 空港へ
空港まではタクシーで行く。
流しのタクシーはないので、タクシー乗り場まで歩く。
ホテルの直ぐ近くにタクシー乗り場があるのを確認していたので、迷わず到着。
値段交渉をしてみたが、空港からの料金と同じ料金を言われたので、値段が決まっているのかなと思う。

空港は、搭乗する航空会社によりターミナル1、またはターミナル2と分かれる。
今日のフライトはエアアジアなので、ターミナル2らしい。
後日利用するマレーシア航空や、ロイヤルブルネイ航空はターミナル1のようだ。

コタ・キナバルのターミナル2エントランス ターミナル2は新しい

■ ターミナル2
空港までの道は比較的空いていたので、街を出て10分位で到着した。
先日コタ・キナバルに到着した時のゲートはターミナル1で、古びた空港のイメージだった。
それに比べたらターミナル2は、なんて綺麗なのだろう。
空港のあちこちで工事をしていたので、徐々に綺麗になっていくのだろう。
エアアジアは、予約する際にパスポート番号を使う。
そのためパスポートをチェックイン・カウンターに提示するだけで、チェックインができてしまう。
スーパーのレシートのような簡単な搭乗券をもらい、これでチェックイン完了。
搭乗までの時間があったので、2階にあったKFCで朝食兼昼食にする。
搭乗口は1つしかないので、迷うことはない。
搭乗時間ぎりぎりまでゆっくり食事ができる。
適当な時間に搭乗口を入ると、直ぐそこは搭乗ゲートになっていた。

■ エアアジアは自由席
搭乗口近くに搭乗する飛行機が到着した。
見ていると、乗客がタラップを降りている最中に燃料補給と、荷物の積み出しも並行して作業している。
やがて、搭乗のアナウンスが流れ、みんな先を争ってゲートに列を作る。
座席は決まっていなくて、自分の好きな場所に座るようだ。
みんな急いで並んでいたのは、そのためだ。
私も前列の方だったので、好きな場所に座ることが出来た。
外の様子が見たかったので、下が良く見える窓側に座りたかったのだ。
この飛行機は、かなりぼろい機械だ。
まあ、乗っている時間も少ないので良しとしよう。
時間通りに離陸。
コタ・キナバル市内上空を飛んだあと海の上を旋回してジャングル上空を通ってサンダカンへ向かう。
このときの下に見える海は本当に綺麗で、海に浮かぶ島々をゆっくり眺めることができた。
ジャングル上空は緑ばかりなのだが、そのジャングルも切り開かれて人工的作物の栽培が行われているのがよくわかる。
こうしてみてみると、ジャングルも保護されている場所を除けばなくなってしまうのかもしれない。

エアアジアの飛行機に乗り込む 上空から見た島々は綺麗だった

■ サンダカン到着
飛行時間は40分程なので、あっという間にサンダカン空港に到着した。
サンダカン空港は、本当にローカルな空港だった。
荷物をピックアップして外へ出る。
今日は気温が上がっていて、強烈に厚い。
こちらへ来て一番の暑さだ。
バスを待つ気力もなく、タクシー・クーポン(22Rm)を買ってタクシーで町へ向かう。
サンダカンの町までは車で20分位かかるようだ。
サンダカンは、コタ・キナバルよりローカルなのに車の通りはこちらの方が多いように感じた。
やがて、坂道を下って港の方に近づくとそこはサンダカンの町だった。

サンダカン空港に到着 サンダカンはローカルな空港

■ 今日のホテル
ガイドブックに載っていたホテル・サミラを運転手に伝え、ホテル前で停めてもらう。
ホテル・サミラはホテルといっても、ゲストハウスのようなイメージだった。
フロントは2階。エレベーターは無い。重い荷物を持って、2階の受付に行く。
部屋を見せてもらったが、4階の部屋しか空いていない。
しかも、ホットシャワーなし。部屋もかなり年季が入っていた。
ホットシャワーがないのは辛いので、別のホテルを探すことにした。
おなじ系列のホテル・セリンガンを勧められたが、部屋の内容は同じようなものだろうと思い、とりあえず断る。
近くに、少し大きなホテルでホテル・シティ・ビューというのがあったので行ってみることにした。
途中人に聞きながらホテル・シティビューに到着。
こちらは、エレベーターもあり、ホットシャワーやエアコンと一通り設備も揃っていて、1泊70Rmとリーズナブルだ。
ここなら問題なしということで、2泊をお願いしチェックイン。
ツアーを進められたが、1泊のツアーより無かったので参加できない。
1泊のツアーだと帰りの飛行機に間に合わないのだ。

 

 

 

一番背の高い建物がホテル・シティ・ビュー  

■ 町の散歩
部屋に入ると、既にエアコンが効いていて、気持ちいい。
しばらく休憩して、街を歩いてみる。
先ず明日の適当なツアーを探したい。
隈なく見て歩いてみたが、ツアーを扱っているような店など見当たらなかった。
明日は、ツアーをあきらめ、セピロックのオランウータンでも見に行くことにしようと思う。
セピロックなら、バスで行くことも出来そうだ。
最悪タクシーでも使えばよい。
ツアー探しは諦め、ショッピングセンター等覗きながら街を散策する。
本当に今日は暑い。
日陰を選んで歩かないと焼け付きそうだ。
市場へ行きホテルで食べる果物などを買って、一旦ホテルへ戻ることにする。

再開発で綺麗になったセントラル・マーケット セントラル・マーケットの中にて

 

 

 

ホテル周辺の雰囲気 ショッピングセンターのウィスマ・サンダカン

■ 明日のツアー
ホテルの部屋へ戻りベッドに倒れると、しばらく眠ってしまった。
電話の音で目が覚め、電話口に出てみると、フロントからだった。
明日、日帰りのツアーを見つけたとのことだ。
フロントへ下りて、内容を確認する。
スカウという場所でのリバー・クルーズツアーのようだ。
10時出発で、夜8時に帰ってくるらしい。330Rmと値段は少々高く。
ともあれ、これで明日の予定が決まった。

■ 夕食
寝ている間に既に外は薄暗くなっていた。
夕食にしようとホテルを出る。
サンダカンの街の店は早く閉まるようで、殆どの店が店じまいしていた。
食べるところも少ない。
今日はホテルのレストランで夕食をすることにしよう。
宿泊しているホテルのレストランは人気のようで、宿泊客以外の人も多く利用し、賑わっていた。
お勧めのコース料理があったので、それをオーダーした。
前菜からスープ、メイン料理、デザートと飲み物が付いて19Rm(約700円)だ。メチャクチャ安い。
料理が出てきて驚いたのだが、味も良いし、ボリュームも満点でこの値段が信じられない。
どうりでこのレストランが賑わっているはずだ。

■ 食後の散歩
お腹も満足とのことで一度ホテルを出て、食後の運動に街を散歩する。
既に日が暮れているので、暑さもなく歩きやすい。
サンダカンの街は本当に小さな町で、街を1周してもそんなに時間はかからない。
街の感じはかなり古いイメージで、アジア特有のダウンタウンの雰囲気満点である。
ただ、この町も海辺に近い方から再開発が始まっていて、既に近代的な建物が完成間近であった。
徐々に街中まで開発が進んできて、この街の雰囲気もなくなると思えば、なんだか寂しい。


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