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10月16日(火) ダサイン初日のカトマンドゥへ到着

■ チェックアウト
チェックインの際にお願いしておいた6時のモーニングコールは、指定時間を10分程過ぎてからだった。
これじゃ、あんまりモーニングコールの意味が無いじゃないのよ!
なんか、このような、ちょっとしたつまずきがあっても、この国を意識してしまうのはいけない事なのだが・・・
昨日空港でご一緒した日本人の方に、「昆明の交通渋滞はひどいですから、余裕を持って空港に行ってください」 と助言を受けた。
早朝なので、おそらく大丈夫だとは思うのですが、実際の交通事情は分からないので、助言通り少し早く空港へ向かおうと思っている。
6時半前には、フロントでチェックアウトを済ませた。
このホテルの宿泊には朝食が付いているのだが、時間的に食べている間は無い。
チェックアウト手続きをしている間にタクシーも来てくれたので、早速空港へと向かう。
しかし、今回利用したホテルだが、ネットでは4星ということだったが、到底そのクラスではありません。 嘘っぱちです。
価格が140元という安さなので、価格相応ということでしょう。
しかし、空港近くだとか、質の表示とか、ホテル予約サイトももう少ししっかりして欲しいものです。
お願いしときますよ、“ChinaHotels.NET” さん!

■ 今日の予定
昆明出発が早朝の飛行機なので、カトマンドゥには午前中に到着し、昼頃にホテルへ着きそうです。
日本を出発してから2日目にしてやっとカトマンドゥへの到着になります。
しかし、今回のトレッキングの基点となる街はポカラですので、カトマンドゥは経由地です。
ポカラへは明日に移動する予定です。
最短での移動なら、国内線に乗り継いで今日中にポカラまで移動も出来るのですが、飛行機の遅延が発生した場合困ります。
スケジュール通り飛ぶのか分からない便と、空港到着時のロス時間(結構必要)の不安要素があったので、無難に当日の移動を避けたのです。
ということで、午後のカトマンドゥは、特に観光予定を決めていないので、タメルの街で買い物などをして過ごそうと思います。
今日はネパール最大の祭りであるダサイン大祭の初日です。
もしかしたら、ダルバール広場近くはお祭りで賑わっているかも知れません。

■ 昆明空港へ
昆明の朝晩の気温は、大阪より少し寒いかな? というレベルだった。
直接外を歩くことはなかったので、長袖Tシャツ1枚でも凍えなくても大丈夫でした。
ホテルを6時半頃に出発して、タクシーで空港へ向かう。
まだ早朝なので、市街地は静まりかえっていた。
この時間は、さすがに交通量も少なく、30分程で空港に到着した。
空港到着後、邪魔な荷物から開放されるため、直ぐにチェックインを済ませておく。
新しく開港した昆明長水空港は、以前と比べると格段に大きくて、立派な空港である。
その名のとおり、国際空港で、1階が到着フロア、3階が国内線・国際線の出発フロアになっている。
しかし、殆どの乗客は国内線の利用らしく、国際線のチェックインカウンターはフロアの隅の方にあり、利用する人も少ない感じだった。

チェックイン後、出発まで時間が多くあったので、ターミナル内を一通り歩いてみた。
当初の予想以上にお金(中国元)を多く使ってしまったので、帰りの際に必要な中国元の手持ちが少なくなった。
帰りの便も夜に到着するので、必要と思われるお金をATM出金しておいた。
空港内には何箇所かのATMがあるのだが、機械の種類(銀行)によっては、出金可能な所とそうでない所があるようだった。
私の場合は、2回目のトライで出金することができた。
急いでいる時に出金できないと困るので、このように時間のあるときに出金しておくと、後々安心である。

■ ネパール入国
カトマンドゥへは、11時30分に到着予定だったが、20分程遅れて到着となった。
空港到着時に先ずやらなければいけないのは、ビザ申請である。
今回も、日本でビザを取得していないので、空港で取得することになる。
日本で取得してこなかったのは、こちらで取得する方が安いからだ。(日本なら3,000円、こちらで取得すればUS$25(2,000円))
それと、手際よくやれば、荷物が出てくるまでの待ち時間内で済んでしまうので、こちらで取得する方が手っ取り早いのだ。
このビザ申請書は、飛行機の中では配られなかった。
したがって、空港に到着した後、用紙を貰って必要事項を記入して申請する流れになる。
私は、ネットで申請書をダウンロードして印刷し、既に記入済みだったので、長蛇の列に並ぶことがなかった。
用意していた顔写真をホッチキス止めして、パスポート、入出国カードとともに提出すれば良いだけだ。
早く入国手続きができたので、手荷物受け取りまで少し待たなければいけなかった。
自分の荷物を持って出口へと進む。
出口では、バケージタグのチェックがあった。

■ 携帯電話の契約
空港の出口の直前右手に、携帯電話会社の窓口がある。
前回もここで携帯電話のSIMMの契約をしたのだが、今回も同様にここで済ませておくことにした。
前に使ったのは、Ntc社だったのだが、今回は都会エリアの方で幅をきかせているNcell社を使おうと思う。
契約にはパスポートと顔写真が必要で、後は書類に必要事項を記入する。
契約書には、左右の親指の指紋が必要だった。
SIMMの値段は100Rs (約100円)。 
これで電話番号が貰える訳だから安いものである。
同時に通話料分として、400Rs 分をチャージしておいた。(実際チャージは係りの人にお任せである)
きちんとチャージできたかSMSメールが来るので、それを確認しておけば良い。

■ 今日のホテル
カトマンドゥの初日のホテルは、フジホテルを予約している。
空港までの無料ピックアップが付いているので、これまでの訪問も初日のホテルは、このホテルを利用していた。
今回はトレッキングのオンシーズンなので、少し早い目に予約をしようと考え、1ヶ月以上も前に予約を入れた。
しかし、既に安い部屋は予約で埋まっていた。
仕方なく、少し高い部屋を予約しておいた。
空港の建物を出ると、例によって大勢の人が待ち構えている。
その中から、私の名前を書いた紙を探し、ピックアップの車まで案内してもらう。
今回の便のピックアップは、私一人だけだったようで、車に乗って直ぐに空港を後にした。
ホテルまでは約30分で到着である。
チェックインの手続きを済ませて、荷物を部屋へほうりこむ。
部屋は1階のフロントに近い部屋で、キャンセルが出たのか分からないが、予約時より安い部屋に泊まることができた。
とりあえず、長時間の移動を終えての到着時は、気もち的に安堵する瞬間である。

■ これから何しよ!
カトマンドゥへ午後の早い時間に到着したので、午後は何処かを観光する時間はある。
しかし、今回のトレッキングの基点はポカラのため、明日にポカラへと移動する。
だから、ここカトマンドゥは一時的な中継点である。
今回、カトマンドゥでの観光はなにも考えていない。
まぁ、午後の時間は、タメルの街でトレッキングに必要なものでも物色したり、ウィンドショッピングなどして、ゆっくりと過ごそうと思う。
夕方の時間には、ダルバート広場まで出かけてみても良いかなぁと考えている。
まずは、腹ごしらえから始めよう!

■ 最終日の宿を確保
明日にはポカラへ移動するのだが、ネパール最終日にもポカラからカトマンドゥへ帰ってきて、一泊するつもりでいる。
そのため、29日にもカトマンドゥで宿が必要になる。
今日泊まるフジホテルで、29日の予約をしようと思ったのだが、生憎その日は満室で予約ができなかった。
そこで、以前も泊まったことのある HOTEL PEAKPOINT へ行ってみた。
このホテルは、フジホテルの裏手の立地条件があまり良くない場所に建つホテルだ。
でも、部屋は悪くなかった記憶があるので、ここにしようと考えたのだ。
確認すると、29日は空室あり。
値引き交渉の末、一泊 1,530Rs で予約できた。 しかも朝食付きだった。
これで、帰りの際の宿も確保できた。

■ ダルバール広場へ
今日はネパールのお祭りであるダサイン大祭の初日と言うこともあり、ダルバート広場の方では何か催し物でもあるかもしれない。
そのような期待もあって、ダルバール広場まで街歩きをしてみた。
地図を持たず、以前に歩いた記憶を頼りに街の様子を見ながら、ブラブラと歩いて行く。
このあたりの道は、幾度となく歩き、迷った場所なのだが、何度歩いても飽きることなく楽しく歩ける場所である。

ダルバール広場の入り口で、係員に止められ、入場チケットを買うように言われた。
広場の入場チケット代金が、なんと750Rs だった。
初めて来た時はかなり安かったと記憶している。 
それが、去年は『あれっ、値上がりしたかな?』と思っていたら、今年はさらにドーンと値上げしたようだった。

ダサイン初日のダルバール広場では、何か催し物をしているかな? と思っていたが、特に何もやっていなかった。
帰るまでにもう一度位は訪れるだろうから、サイトオフィスへ行って、ビザの有効期限内に再入場できるパスを作ってもらった。
このパスは、パスポートと顔写真があれば、無料で作成してくれるのだ。

街中の様子は、初めてカトマンドゥを訪れた時の旅行記で詳しく書いていますので、そちらも参考にしてください。

タメルの通り:トレッキング洋品店や土産物屋が並ぶ チョークと呼ばれる交差点のような場所は人通りも多い
カテシンブー・ストゥーパ チベット寺院の雰囲気がある建物
ダルバール広場の賑わい ダルバール広場に建つシヴァ・パールヴァティー寺院
破壊神シヴァの化身であるカーラ・バイラヴ バサンタプル広場の露店
ミニミニ・ライブ?が行われていた 私は少し暗くなった時の雰囲気が好きです

【旅程】
 ホテル −(タクシー)− 昆明空港 −(中国東方航空・MU757)− カトマンドゥ・トリブヴァン空港 −(ホテルの送迎車)− ホテル
 06:30出発          09:40発                     10:35着

【参考金額】
項目 金額 
 タクシー代 ホテル〜昆明長水国際空港 (ホテルで手配、これはボッタクリ価格です)  200元
 ネパール入国ビザ(空港にて取得、15日間)  US$25
 GSM携帯電話用プリペイドSIM(Ncell社)  100Rs
 GSM携帯電話 SIMチャージ  400Rs
 ホテル代 (FUJI HOTEL) 空港までのピックアップ付き  US$19
 ダルバールスクエアの入場料  750Rs

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